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備忘録と化しております
23 . May
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07 . March

空を仰ぐと降り注ぐ陽光に目が眩んでしまう。
すでに背中はぐっしょりと滲み、額にも汗が伝う。
雲一つなく晴れ渡っているが、自分が身を隠す陰も少ない。
日差しで視界の中の人々や建物は全体的に白みを帯びていて、白昼夢の中のようだ。
今日はなんて暑い日なんだ…。
峻烈な太陽は王都ノーステリアにも容赦はしないようだ。
俺は逃げるように、いつもの酒場「胡蝶の夢」の戸を潜った。

「あっ、来てくれたんですね。アイゼルさん」
すぐにメイドの蜜柑がこちらの存在に気づき、ぺこりと会釈する。
俺も会釈をして、後ろ手で戸を閉めながらカウンターへ向かう。
既に涼しさを求めて避難している冒険者達が他にも大勢居た。
戸にはガラス細工の鈴が取り付けられていて、閉めると涼しい音がした。
「ビアをひとつ。ジョッキで」
そう女将に告げると、カウンターの一席に重たい腰を下ろした。
ふぅ…と一息つくとどっと疲れが湧いてくる。
先ほどは女将の依頼で、町の外にある平原のウサギを狩っていたところだ。
なんでも毛皮が北の土地の有力者に需要があるらしい。
「アイゼル。で、仕事は終わらせてきたのかい?契約は今日いっぱいだよ」
ドスっと重たいジョッキを置きながら女将が言う。
俺はナップザックから毛皮を30枚ほど取り出した。
全て解体したあと毛皮だけをはぎ取り、干しておいたものだ。
あとの肉は炙ってその場で食べるか持ち帰って干すことにした。
余った分は後で売りさばくつもりだ。
「…確かに受け取った。これが報酬だよ」
そして女将は金貨をいくつか手渡す。
酒場には多くの冒険者達が集まることから、いつしか冒険者への依頼の斡旋も担うようになっていた。
どれも確かな依頼主からのものだから信用がおける。それに…酒がうまい。
ぐいっと冷えたビアを呑む。喉を通る冷たさが心地よい。
メイドの蜜柑がいくつかの初歩魔術を使えるらしく、毎朝井戸水の一部を凍らせて氷として使っているのだ。




今日はここまで。眠い。
なんか難しいなー。まだ至らないところもありますが努力しあすー。
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xyzさん / 2014/03/08(Sat) / 編集
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ISIHY∀
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非公開
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1020/05/02
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学生
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少しピアノ弾ける
自己紹介:
よく分からない。むしろ俺が知りたい。
目下調査中。
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